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町田最強ラーメンフェス2016へ食べ比べに行ってきました


町田の新たなイベントスペース町田シバヒロ(町田市役所本庁跡)で
2016年に開催された町田最強ラーメンフェス第4陣へ行って、
有名ラーメン店の味を食べ比べしてきました。
町田最強ラーメンフェス2016は、3月下旬から第1陣が開始され、
4月の約1か月間をかけて1週間毎に店舗群の入れ替えを行い、
第4陣までのローテーションを組んで行われたグルメフェスです。



いくらラーメンフェスのラーメン1食分が量少な目とはいっても、
計10店舗に及ぶ全店メニュー制覇はちょっと分量的に無理。。
というか、胃袋よりも正直、お財布の中身が持ちません(苦笑)。
という事で、お得なチケット食べ比べセット3店舗分2,400円を購入。
個人的な味の好みで、清湯系3店舗をチョイスいたしました。

町田最強ラーメンフェス2016一番いちばん・進化.JPG

まず1店舗目は、やはり地元町田の有名ラーメン店をという事で、
町田の名店2店舗のコラボ「町田中華そば〜白紫シロムラサキ」を。
今回の町田有名店のコラボは、「とら食堂」直系の極上白河ラーメン
醤油味の一番いちばんと塩ラーメンの名店「進化」の合体技。
一番いちばんの醤油ダレと進化の塩ダレに生の有機白醤油をブレンドと
スペックだけを見ると相当な期待感が膨らむ内容であります。

町田中華そば〜白紫シロムラサキ.JPG

して、そのお味の方は?というと、何故かはっきりしない寝ぼけた印象。
あっさり淡麗で上品なのはいいのですが、コクも主張も無く、
お互いの名店の良い面を相殺して消しあってしまったような印象で、
お互いに見合って膠着状態のまま終わってしまったボクシングの試合、
又はグランドで組み合ったまま決め手を欠いた総合格闘技の試合のような。

町田中華そば〜白紫シロムラサキトッピング.JPG

この日の麺は、1日100食限定の一番いちばん特製手打ち麺は売り切れで、
進化の細ストレート麺でしたが、淡泊なスープに合う細ストレート麺でさえ
この寝ぼけた印象でしたから、一番いちばんの平打ち麺であったなら、
なお更ミスマッチ感があったのではないかとさえ思えてきます。
(麺によってスープの味を調整していたのかもしれませんが)

町田中華そば〜白紫シロムラサキ麺とスープ.JPG

そういえば、20年近く以前の事になりますが、当時の目黒の名店
勝丸で定番の醤油ラーメンを頼まず、ついつい色気を出して
塩醤油ミックスを頼んだらしょっぱいだけで全くの期待外れだった
という苦い経験をしていた事を思い出し、やはりラーメンの味付けは
塩なら塩、醤油なら醤油とはっきりした方が良いのだと再認識しました。

町田中華そば〜白紫シロムラサキ味玉.JPG

トッピングの味付け玉子はチケットとは別にその場での現金払い
というのが町田に限らずラーメンフェスでの定番スタイルという事で
オーダーしましたが、まぁこれは本当にオマケみたいなもので、
ラーメンの味付け自体とは何の関係もございません。

町田最強ラーメンフェス2016福たけブース.JPG

気を取り直して2店舗目は千葉から参戦の海鮮出汁の名店「福たけ」の
岩手鴨とハマグリの特製鴨チャーシューそばであります。

岩手鴨とハマグリの特製鴨チャーシューそば1.JPG

岩手産岩手鴨と千葉産ハマグリの贅沢な出汁のブレンドWスープに、
浅草開化楼の傾奇者ストレート麺という豪華ブラント食材の組み合わせ。

浅草開化楼の傾奇者ストレート麺.JPG

おまけに鴨の燻製チャーシュー5枚にハマグリ、菜の花、カイワレ、
下仁田ネギという豪華な具材のトッピングで、丼の中は豪華絢爛です。
こちらもスペックを見ると絶品の美味しさ間違いなしという感じですが、
実際に食べてみると、はて?特に鮮烈な感動は無い食後感です。

岩手鴨とハマグリの特製鴨チャーシューそば2.JPG

確かにハマグリの出汁は美味しいし、浅草開化楼の麺も食感は良好。
鴨の燻製チャーシューや具のハマグリもそれ自体は美味しい物だけど、
ラーメンとしての美味しさというと何か丼の中での一体感に欠ける印象。
ハマグリという海鮮出汁と鴨という動物系獣肉出汁とのコラボについても
果たして味の相乗効果があるのかも、そもそも大いに疑問であります。

福たけ鴨の燻製チャーシュー.JPG

個人的には、鴨の燻製やハマグリとかは、それ自体で美味しい物で、
敢えて丼の中に放り込んでラーメンにする必要は無い食材なのではないか。
単体で食べて美味しい物として一品料理として成立している食材を
トッピングで丼に入れても、ただ奇をてらっただけのラーメンになるという
かつてのカニを乗せた札幌ラーメンの悪例を思い出してしまいました。

町田最強ラーメンフェス2016ムタヒロ.JPG

食券代2,400円も出してこのままでは帰れない!と最後に選んだのが、
東京多摩地区武蔵野国分寺から参戦の中華そばムタヒロが提供する
「ガハハ鶏そば」という豪快なネーミングの醤油ラーメンです。

ムタヒロガハハ鶏そば1.JPG

大量の鶏ガラを丁寧にゆっくりと炊いて煮出したムタヒロのスープは、
鶏の濃厚な旨みが引き出された黄金のチキンラーメンスープ。

ムタヒロガハハ鶏そば鶏清湯スープ.JPG

漆黒の濃口醤油ダレで味付けされたこの旨味の詰まった鶏清湯スープに、
素朴な小麦の旨味を感じる中太の台湾風平打ちストレート麺が合わさり
これぞ醤油ラーメンというスタンダードな深みのある王道の味わいです。
やはりラーメンは麺とスープのコンビネーションという基本が全てで、
余計なトッピングや飾りはかえってラーメンの味のバランスを崩す
というラーメンの本質を再認識したのでありました。

ガハハ鶏そば平打ち中太ストレート麺.JPG

贅沢を言わせてもらうと、ムタヒロは鶏そばの名前に拘っているのか
チャーシューも鶏と豚が1枚ずつのトッピングという構成でしたが、
個人的にはチャーシューは豚肉オンリーの方が良いと思うのです。
淡麗な塩ラーメンスープや魚介出汁なら鶏チャーシューも有りですが、
濃口醤油ダレスープの旨味には鶏肉の旨味負けてしまい相性が悪い。
ネーミングに拘るより丼中の味の統一感に拘るべきと思います。

ガハハ鶏そば鶏豚チャーシュー.JPG

元々、調理の際に出たくず肉や食材そのものとして使えないガラなどを
有効利用して美味しい料理に仕上げたのがラーメンだったのであり、
それ自体で美味しい食材をこだわった沢山詰め込んだからって、
必ずしも美味しいラーメンになるという訳ではないのです。
そんなラーメンの王道を再認識した町田最強ラーメンフェス2016でした。
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