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ウェンディーズ全店舗閉店決定!閉店前に食べに行きました


ファストフードハンバーガーチェーンのウェンディーズが
2009年12月をもって国内全71店舗を閉店することになったようです。
日本でウェンディーズをフランチャイズ(FC)展開している
ゼンショーが経営から撤退することを決めたためで、
米ウェンディーズ・アービーズ・インターナショナルは
「日本でビジネスの機会を探りたい」とコメントし、
新たなフランチャイズオーナーを探しているようですが、
今の所新たなFCオーナーの名乗りを上げるところもないため、
大手ハンバーガーチェーン店のウェンディーズは
2009年12月いっぱいで姿を消してしまうことが濃厚になりました。
ウェンディーズに勤務する社員やアルバイトなど従業員の方は
ゼンショーが経営する「すき家」「なか卯(う)」といった
既存のチェーン店が雇用を引き受けるようです。
そういえば、米ウェンディーズ・アービーズ・インターナショナル
という社名で思い出したのですが、アービーズ/Arby'sという
ローストビーフサンドイッチを出すファストフード店が
1980年代にはあった記憶がありますが最近見かけませんよね?
と思って調べてみたら、現在の日本ではアービーズ/Arby'sも
既に撤退してしまっているようです。
そういえば最近、全くアービーズ/Arby's見かけなかったな…
いずれにしても、ウェンディーズ/Wendy'sもアービーズ/Arby'sも
米ウェンディーズ・アービーズ・インターナショナルの持つ
両ブランドは全て日本から姿を消してしまうことになります。
ウェンディーズ/Wendy'sにしろアービーズ/Arby'sにしろ、
80年代はお洒落なアメカジの象徴みたいな時期もあったわけで、
時代の趨勢を感じてちょっと感慨深いものがありますね。
それはそれとして、ウェンディーズ/Wendy'sがなくなってしまう
ということであれば、B級グルメ食べ歩きのライターとして
ハンバーガーもそのメインストリームに置いている私としては
是非とも時代の終焉を見届けたい!という強い思いから、
閉店前のウェンディーズ/Wendy'sに突入してきました。
とはいえ、時代の生き証人になるんだ〜と意気込んだところで、
恥ずかしながら今までウェンディーズ/Wendy'sには
2〜3回しか入ったことがないこの私ですので、
何を今さらという感も否めません。
だって、ウェンディーズ/Wendy'sって値段もそこそこ高いから、
近くにマックがあったら絶対にそっちへ行っちゃうじゃないですか?
確かにウェンディーズ/Wendy'sのハンバーガーは
ハンバーガーのビーフパティにも相当なこだわりがあって、
大自然の中で健康に育てられたオージービーフのみを使用、
しかも日本人向けに300日以上穀物飼料で穀物肥育された牛肉を
工場から一度も冷凍保存されることなくチルドで届ける
という超こだわりの品質管理を徹底していて味は抜群♪
というのはよく理解できるのですが、日本人のニーズを考えると
いまひとつマーケットを掴みきれていなかったのかもです。
つまり、マクドナルドのようにチープでジャンクでもなく、
ファーストキッチン、ロッテリアの日本人好みのメニューもなく、
モスバーガーやフレッシュネスバーガーのように
ひと手間かけた日本らしい繊細なテイストもないという、
何とも中途半端な存在だったような気がするんですよね。
そういった意味ではバーガーキングも同様で、
元々は魚喰いの日本人にアメリカの理屈をそのまま持ち込むのならば
マクドナルド位にコストパフォーマンスを徹底させないと、
日系企業のファストフードチェーンには太刀打ちできないということが
証明されたということでしょう。
日本人は米飯・麺喰いの人種ですから、ハンバーガーは好きだけども
同じような値段で牛丼・豚丼などのファストフードの丼物や
うどん・そば・ラーメンなどの麺類のファストフードがあるわけで、
そんなに毎食毎食ハンバーガーなんて食べてられないし、
実際、丼物や麺類の方がヘタなハンバーガーチェーンより安い訳ですから。
ウェンディーズ/Wendy'sが潰れた理由っていうのもまさにそこで、
中途半端な価格設定は景気がいい時なら何とか持ちこたえられても
これだけ景気が悪いと、同じ500円出すなら丼物や麺類食べるでしょ?
セットメニューで余計なサイドメニューやドリンク頼まなくても
一品でお腹一杯になるわけですから。
ということで、ちょっと話が脱線しましたが、
わたしの記念すべき完全閉店前のウェンディーズ/Wendy's訪問は、
東急Bunkamura ロートレックコネクション展を見たついでに
若き日々の思い出がいっぱい詰まった街、渋谷の宇田川町にある
ウェンディーズ/Wendy's渋谷店に行ってきました。
ウェンディーズ渋谷店.JPG

ウェンディーズ/Wendy's渋谷店のある近くのビルには
かつてノーチラスクラブ渋谷店があって、20年近く前には
良くフィットネスに通った思い出があります。
またウェンディーズ/Wendy's渋谷店のある細い通りの先には
ソーホーズロフトなんていうカフェバー(古い!)もあって、
スパゲッティーアラビアータが辛くて旨かったなぁ〜なんていう
大昔の若き日の思い出が走馬灯のように甦ってきました。
さて、2009年師走のウェンディーズ/Wendy's渋谷店は
午後3時も近いというのに、殆ど満席の賑わいで、
若者の街渋谷に限っては業績不振とは無縁のようです。
果たしてこの中の何人がウェンディーズ年内全店舗閉鎖の話を
知っているのかな〜と思いながら何とか席を確保。
ウェンディーズ/Wendy'sに限ったことではないですが、
日常の当たり前と思えていた事も、突然それが消えて無くなって
初めてその存在の大きさ大切さに気付くということは
本当によくあることかもしれませんよね。
さて、ウェンディーズ/Wendy'sへのレクイエムともいうべき
今回の訪問でのオーダーは、ハンバーガーの王道
定番ともいうべきウェンディーズチーズバーガーセットです。
ウェンディーズチーズバーガーセット.JPG
ウェンディーズチーズバーガーは単品で320円、
セット価格が680円ということで、なかなかのお値段ですよね。
マクドナルドのビッグマックなんかと比較して考えると、
やはり価格設定に疑問符を感じざるを得ないところです。
ウェンディーズ/Wendy'sのハンバーガーパティは
角ばった形状が特徴で、マックのハンバーガーパティと比べると
厚みも倍近くあり、味つけもナチュラルでジューシーな感じ。
ウェンディーズチーズバーガー1.JPG
パティの味わいには素材へのこだわりが感じられて、
肉好きには本当に美味しいハンバーガーだと思います。
パティと一緒に挟まれたレタス、玉ねぎ、トマトも新鮮で、
ハンバーガーとしてのコンビネーションは抜群ですね。
ウェンディーズチーズバーガー2.JPG
わたしの連れは冬季のみの期間限定メニュー
マッシュルームチキンサンド330円をオーダー。
ウェンディーズマッシュルームチキンサンド.JPG
こちらは野菜が具として一切挟まれていないので、
私のセットメニューのサラダを強奪して挟んで食べていました。
ウェンディーズ/Wendy'sのハンバーガーは味は本当に美味しいので、
メニューや価格構成、販売戦略を見直すことにより、
日本でもまだまだ通用するのではないかと感じますが、
マクドナルド、ロッテリア、ファーストキッチンや
モスバーガー、フレッシュネスバーガーといったライバル店と
どういった差別化を図るのかという立ち位置が課題かもしれません。
いずれにしても、長い間定着していたウェンディーズ/Wendy'sが
日本の地から消えてしまうのは寂しいことですから、
バーガーキングのように再度復活してほしいと切に願います。


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